学生教育

4年生講義

北大皮膚科講義の最大の特徴は、単に系統講義で疾患を網羅するスタイルではなく、教室スタッフ各自の裁量のもとに自由な内容で講義を行う点です。全15回の講義で、「皮膚とはなにか」、「皮膚がどのように全身疾患と関わるのか」といったことを学ぶことができます。本講義を通し、多くの医学部学生が将来の医師像に期待を持ち、そして皮膚科に興味を抱いてくれることを期待しています。

2024年度 4年生皮膚科講義

4-6年生臨床実習

4年生後期から5年生前期の全科臨床実習は、外来実習と総合演習を中心に、1週間の予定を組んでいます。前者の外来実習では、OSCEで学んだノウハウを活かして、患者さんから詳細な病歴を短時間で聴取するという経験を医学生に積んでもらいます。総合演習では、症例写真を題材として、鑑別診断からその後の検査・治療を学生がディスカッションします。

2020-2021年 全科臨床実習の手引(4-5年生)

6年生の長期選択実習は、4週間という期間を活かして、外来での患者さんへの病歴聴取から鑑別診断とその後の検査・治療を挙げられるまでを目標として設定しています。また、学生1名に対してスタッフ1名を担当教官として割り当てることによって、それぞれの学生の希望に応じて病棟、手術、病理、研究等に触れる機会を設けています。さらに、医師国家試験における皮膚関連の問題を紹介することで、重要な疾患群の知識についての復習も行います。