研修入局について

氏家教授からのメッセージ

皮膚は私たちの体を守る極めて重要な臓器であり、皮膚疾患は炎症、自己免疫、腫瘍、感染症、遺伝性疾患など多岐にわたります。これらの多彩な疾患に対応するために、皮膚科医は皮膚疾患の知識はもちろんのこと、内科的知識や外科的技術、病理診断能力も習得する必要があります。当教室は、皮膚科専門医を目指す専攻医に対して最高レベルの研修システムを提供できるよう、常に最大限の努力と工夫を続けています。最近では、カンファレンスをオンラインで実施する体制を確立し、COVID-19の流行に関係なく教育を継続することができるようになりました。またこのシステムによって、大学病院以外で勤務している教室員も大学のカンファレンスに参加して、皆で一緒に勉強することができます。

私たちは意欲のある若い先生方と一緒に、新しい皮膚科学を築いていきたいと強く願っています。北大皮膚科で研修して、共に“超一流”の皮膚科医を目指しましょう!

北大皮膚科での研修コンセプト

北大皮膚科では、トップレベルの皮膚科専門医、個性豊かなスペシャリストの育成を目指しています。そのために皮膚科専攻医の先生方に対してレベルの高い、充実した教育・指導を提供できるよう、システムや環境の整備を行っています。大志を抱き、皮膚科専門医としての基本姿勢ならびに国際レベルの皮膚科サイエンスを体現して欲しいと考えています。

北大皮膚科での専攻医研修は北大病院を中心としつつ、関連病院(研修連携施設)の協力のもとに行っています。北大病院で臨床研修を受けた方も、それ以外の病院で研修を受けた方も、出身大学や国籍、性別に関係なく、みな平等に教育・指導を受けることができます。一般的に専攻医1年目(卒後3年目)は北大病院で研修を受けていただき、大学で用意した教育システムの中で皮膚科医としての基礎や学会発表の方法、英語論文の書き方などを学んでいただきます。その後は関連病院での研修も行いつつ、さらなるレベルアップを図ります。また、皮膚外科に特化して研修を行いたい、大学院に入って医学研究を行いたい、といった幅広いニーズに対応可能で、各人が理想とする皮膚科医像の実現のために必要な研修を積むことができます。

入局・見学に関する問い合わせ

北大皮膚科では入局希望者を常時募集しております。
皮膚科専攻医として入局を希望される方、他科から転科を希望される方、医学部の学生さんなどで、北大皮膚科に興味がある方は、気兼ねなく、医局長・高島(hokudaihifuka@med.hokudai.ac.jp)までメールでご連絡下さい。見学も随時受け付けております。

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