あたらしい皮膚科学第3版(7章) 7章 湿疹・皮膚炎 湿疹は皮膚炎とは同義であり、皮膚科の日常診療のうえで最も頻繁に遭遇する疾患である。臨床的には掻痒や発赤、落屑、漿液性丘疹を呈する。 湿疹 原因が明らかでない,いわゆる“湿疹” 急性湿疹 慢性湿疹 接触皮膚炎 皮疹の特徴から固有の診断名が付されている湿疹 アトピー性皮膚炎 乳幼児期のアトピー性皮膚炎 小児期のアトピー性皮膚炎 思春期・成人期のアトピー性皮膚炎 脂漏性皮膚炎 貨幣状湿疹 慢性単純性苔癬 自家感作性皮膚炎 うっ滞性皮膚炎 皮脂欠乏性湿疹 汗疱,異汗性湿疹 Wiskott-Aldrich症候群