あたらしい皮膚科学第3版(16章) 16章 色素異常症 皮膚色を決定する代表的な因子はメラニン、カロチン、ヘモグロビンである。なかでもメラニンによる影響が大きく、人種差による皮膚色の違いはメラニンの種類と量の差による。 色素の脱失を主体とするもの 眼皮膚白皮症 OCA1 型 OCA2 型 OCA3 型 OCA4 型 Hermansky-Pudlak 症候群 Chediak-Higashi 症候群 尋常性白斑 まだら症 Sutton 母斑 Vogt・小柳・原田病 特発性滴状色素減少症 脱色素性母斑 偽梅毒性白斑 色素増加を主体とするもの 雀卵斑 肝斑 Riehl 黒皮症 摩擦黒皮症 遺伝性対側性色素異常症(遠山) 老人性色素斑 Addison 病 光線性花弁状色素斑 色素異常性固定紅斑 異物沈着によるもの 柑皮症 銀皮症 刺青