北海道大学皮膚科では乳房外パジェット病に対する医師主導治験を行っております。
私たち北海道大学皮膚科研究グループは、皮膚がんの一種である「乳房外パジェット病」という希少がんの治療法を研究しており、2020年には現在利用な可能な世界で唯一の動物モデル(乳房外パジェット病を持つ動物)を作製しました。本モデルに対してさまざまな抗がん剤を試してみたところ、特に有効だと判明したのがエリブリンです。そこで臨床試験を計画し、「進行期乳房外パジェット病に対するエリブリン単剤療法」の治験実施体制を整備いたしました。2020年度にAMED研究費に採択されましたが、治験実施体制の整備でその大半を使用せざるを得ず、この先の費用に乏しいのが現状です。そこで今回のクラウドファンディングでは、進行期乳房外パジェット病患者に対するエリブリン療法の第二相試験(主に有効性・安全性を調べる試験)の費用を募ります。本試験で有効性が確認できれば、新規治療法(保険承認薬)となる可能性もあり、何としても実施したいと思います。希少がんに新たな薬剤の光をあてるために、温かいご寄付をお願いいたします。
▼希少がん「乳房外パジェット病」に対する、抗がん剤治験にご支援を
https://readyfor.jp/projects/paget2023
https://readyfor.jp/projects/paget2023
目標金額:1000万円寄付
募集期間:3月1日~4月29日
募集期間:3月1日~4月29日